【コーチング】コーチの発言が選手を作る|セルフイメージを守る重要性

コーチング

こんにちは、Misakiです。

今回は、“セルフイメージを守る”をテーマに執筆していきます。

コーチングする時に、どんな言葉かけをしているか意識していますか?
カッとなってしまった時に言っている事がその選手のセルフイメージを下げてしまっている可能性があります。
セルフイメージとは何か、その重要性を知ることで今後の成果が大きく変わるかもしれません。

セルフイメージとは

セルフイメージとは、
自分自身に対する印象のことを指します。

自分が自分のことをどう思っているか、ということです。
このセルフイメージをコーチの言葉で変えてしまっている可能性があります。
それが良いイメージもあれば、悪いイメージもあります。

私は新体操が専門なので、新体操の練習現場を想像して考えてみます。
・「手具操作が上手いね」
・「腕の動きが美しい」
・「ミスした後の対処が遅い」
・「いつも同じ場所でミスをする」
など…
良いイメージと悪いイメージ2つずつ挙げてみましたが、どれも意識せずに言ってしまってそうな言葉ですね。

私自身も現役の頃に体感した事ですが、
例えば「ミスした後の対処が遅い」とコーチに言われ続けることで
「自分は対処が遅い」というセルフイメージが作られてしまいます


コーチの言葉のかけ方次第で、良くも悪くも選手のセルフイメージを変えることが出来るのです。

セルフイメージがもたらす効果

どのような効果があるのか…それは、
人はセルフイメージに近い人物を体現することです。
これも良し悪しがありますね。

予め受けた刺激によって、無意識のうちに行動に影響する
という心理効果はプライミング効果とも呼ばれるそうですが
日頃から、私たちは様々な影響を受けて生活しています。

広告やテレビCMで見た食べ物を無意識のうちに手に取っていたり…
どうも私たちは広告の戦略に誘導されて商品を知らず知らずのうちに買っている、というパターンかもしれないですね。

ニューヨーク大学のジョン・バルフの実験というものを一つご紹介します。
大学生を何チームかに分け、いくつかの単語から短い文章を作ってもらう。
その中の1チームだけ高齢者をイメージさせる(しわ、忘れっぽい、孤独、白髪、杖)などの単語を混ぜた。

するとどうなったか…
高齢者をイメージさせるような単語を使用したチームの学生たちは、他のチームの人たちよりも明らかに歩くスピードが遅かった。

という結果になったそうです。

先ほどの例に話を戻すと、
コーチに「対処が遅い」と言われて、セルフイメージが出来てしまうと
本当に「対処が遅い」選手になってしまう、ということです。

コーチの発言が選手を作る

セルフイメージを守る事の重要性はわかるけれど、
とは言ってもコーチはミスをしたところを指摘しなければいけない。
仮に「対処が遅い」ことがあったのも、事実だったとしたら
事実を伝えることも大切だと思います。

ただ、伝える内容や言い方はもちろん“タイミング”や“回数”など、発言にはよく気を配らないと、
コーチの言葉を体現する選手が出来上がってしまう。
と私は思います。

選手が上手くいかないのは、コーチに力量が無いせいかもしれない…
一概には言えませんが、そんな気持ちでコーチングが出来たら良いのかなと思っています。


最後に、参考にした本をご紹介します。
池田 貴将さん著書の“図解 モチベーション大百科”

国内外の文献から、人の心理・行動に関する実験とその結果を抜粋しているので信憑性もあり、図解なのでとてもわかりやすいです。
コーチングの現場にも置き換えて考えられることもありますし、もちろん自分自身のためになることも沢山ありますので興味のある方は読んでみてください。

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