【新体操】人の心に響く演技がしたい!|センスとは?そしてその先にある問題

新体操

こんにちは、Misakiです。
現在、未就学児〜大学生まで新体操のコーチをしています。

人の心に響く演技、感動する演技をするためにはどうしたら良いのか?
これは芸術スポーツをやっている人からしたら永遠の課題ですよね。
「記録より記憶に残る」選手になれ、とかそんな話はよくありますし実際私が現役の頃も
記憶に残る演技を目指していました。
そして今でも記憶に残る選手を育成し、記憶に残る作品を創る事が目標でもあります。

“感動する”とはどういう事なのか、伝える事って難しいですよね。
しかし、実はとても考え方はシンプル。

今回は、“人の心に響く演技”はどうしたら良いのか、をテーマにお伝えしていきます。

人の心に響く演技をするために必要な事

踊りのセンスがないから無理だ…と思っているあなた。
人の心を動かすのはセンスだけではないのです。

とは言え、人を感動させるためにはセンスも必要ですよね。
しかしセンスがあるだけでは感動しない…

では人の心に響く演技をするために必要な事は何か、
ずばり結論からいきます。

1つ目:センスを磨く事
2つ目:心を込めて踊る

すごくシンプルで当たり前のような事ですが、この2つのポイントを
1つずつ、紹介していきます。

センスをどう磨くの? 踊りにセンスがあるとは何か?

技術を磨く必要があるのは分かったけれど…センスはまた別の話。
と思っていませんか?
センスなんて生まれつき備わっているものなのかな〜
なんて私も思っていました。
しかし、知識をつける事でセンスは磨かれるのです

まずはそもそも、新体操において踊りのセンスがあるってどんな事なのか?
いくつか挙げてみます。
・リズム感がある
・ポーズがキマる
・動きがスムーズ、流れがある
・お手本となる人、または言われたことをすぐにコピーできる
・それぞれの曲に合わせた表現ができる

これらの項目が最初から全て熟せる選手がいたら、“センスあるなー”と思いますよね。


ではどうやって踊りのセンスを磨くのか?
それは、冒頭でもお伝えしましたが知識をつける事で磨かれるのです。



私は、水野 学さんの「センスは知識から始まる」
タイトルに衝撃を受けてこの本を読んでから、知識をつける事でセンスは磨かれるという事に気付かされました。


水野さんは、あの有名なキャラクター、くまモンのアートディレクションでもあるデザイナーですのでスポーツ選手のことを話している訳ではないですが、共通して学べることもあるので気になった方は読んでみると面白いと思います。

水野さんは多角的、多面的に物事を計った上で「普通」を見つけ出し設定する能力が大事だと説いています。
確かに、動きの「基礎」を知ることや自分自身の動きの見え方を研究することで、動き方の良し悪しは多少分かってくるし、
様々な曲に合わせたリズムの取り方、踊り方は、様々なジャンルの音楽や踊りを見て勉強することでも身につきますよね。

心を込めて踊る

テクニックを身につけたところで、
それだけでは人の心に響く演技をすることはできません…


想像してみてください。
新体操でも、とても器用で色々な技が出来るけれど機械的でなんだか心には響かない、という選手もいれば、技の完成度はそれほど高くはないけれど目線や動きに力強さがあって感動する、という選手いますね。

だからこそ、心を込めて踊る事が大切です。まさに“入魂”

決められたプログラム、決められた振り付けをこなすだけではなく、
選手が動きの意味や曲の雰囲気を噛み砕いて理解し、心を込めて踊る。

心を込めて踊るためには、自分の感情が動かないといけませんね。
日頃から、色々な芸術に触れることがとても重要です。

以上、人の心に響く演技をするための2つのポイントでした。
1つ目:センスを磨く事
2つ目:心を込めて踊る

最後に一つ、
フィギュアスケーターの羽生結弦さんが、記者会見で言っていたことをご紹介します。

「芸術、バレエとか、例えばミュージカルとかもそうですけれども、芸術というのは明らかに正しい技術、徹底された基礎によって裏付けされた表現力、芸術であって、それが足りないと芸術にはならないと僕は思っています。」

私はこれを聞いた時、なんだか妙にすごく納得して。

技術があるから、芸術が成り立つってことですね。
だからセンスを磨くために知識をつけることも大切ですが、まずは技術も磨く必要があります。

その技術とは、点数を取るための上辺の技術ではなくて、正しい技術、徹底された基礎技術
を積み重ねることが大切です。


センスないから…なんて思わずに、
センスは身につけられるんだ!という気持ちで基礎練習や知識を付けるために取り組んでみてはどうでしょうか?

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